現在、カミソリウオ抱卵中でございます。
イエサブみねっちの観察日記。
僕が、この抱卵個体を初観察が、2016.12.1でした。
僕の潜水観察経験上、11月から1月にペアを成している
カミソリウオは、60%くらいの確率で、抱卵をしている気がします。案の定、このペア個体も産まれ来る、我が子を待ちわびるかのように寄り添い枯葉に擬していました。
そう、カミソリウオの抱卵の観察の見どころは、ここ。
メス(腹びれが胴体と離れていない方、体格が大きい方)が、
自分の腹びれを祈るように合わせ、卵を抱卵しているのです。
この時期は、まだ、成熟期ではない卵でしたので
透明の小さな粒でしたが、ハッチアウトが近くなるころには、
卵の中の赤ちゃんの目玉や内臓がはっきり見えるんですよ。
抱卵期は、あまり移動距離を取らず、しっかりとオスが見守るように寄り添っているので
立ち合い出産なんでしょうね~(笑)
僕も、彼等の賢明な子孫繁栄術を
しっかりとカメラに収められるよう、観察を続けます。
カミソリウオの驚くべき抱卵術に乾杯!
日々、生物の不思議に感謝です。
おやすみなさいぃ!
※2017.2.24.25.26
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