こんばんは~
イエサブ水中ガイド みねっちでございます。
本日は、冬の日曜日。
家族の時間を頂き、リニューアルしたフサキリゾートホテルのランチビッフェに行って来ました。
料理の数も多くて、子供達も大喜びでした!綿あめもあったでー。
オススメランチでございました。
さぁ、本題。僕も今年で石垣島で水中ガイドを始めて、22年になるのですが、
まだまだ初見の生物がいるなぁと思い知らされ、目の付け所や、生息域の読み、
生息水深の洗い直しの必要性を問いただされた生物と出会ったのだ。
僕は完全に彼らの生息域は水深30mオーバー、基本は、伊豆や和歌山、栢島辺りで良く見つかっていたので
沖縄には、個体数の果てしなく少ない、本州が生息域の甲殻類と侮っていました。
「サガミツノメエビ」
石垣島北部水深13mで、出たっ!!
最初に出会ったのは、2018.11.21
突如現れたイソギンチャクの宿。
数日前から、砂地にイソギンチャクの存在は気づいていましたが、
この日は、より入念に周りを探った。
イソギンチャク=甲殻類の宿(ホスト)
水中ガイドの基本に戻り、なにやら動くものを見つけました。
久しぶりのきたぁー感。心躍るってこんな感じだったなぁーと夢中に写真を撮った。
それから、約1カ月。
姿を消すことなく、居心地の良かったのであろう、このイソギンチャクに寄り添い暮らしていました。
幾度も通ったので、サガミツノメエビの貴重であろう、
クモヒトデを食する現場に遭遇。
貪り食うとは、こういうことか。。。と観察にも力が入りました。
観察初めから、絶対いたんだろうなと、思うが、見切れなかったペアの二匹目。
一匹しか見切れなかった自分に反省。
しかし、ペアでいると分かってからは、逃さず、彼らの生きざまを撮り続けました。
しかしながら、いきなり現れたイソギンチャクであったので
いつかは移動か、流されてしまうと今を大事に観察をしていたのですが、
最後に観察が出来たのは、12.23となってしまいました。
24日のクリスマスイブ、全国的に寒波でもちろん石垣島も大波になりました。
26日リクエストがあり、参上しましたが、そこにはイソギンチャク(ホスト)はなく、
サガミツノメエビの姿も消えてしまっていたのでした。
海の生物は、流れ者なんて、ガイド界の暗黙のことわざ?がありますが、
その通りになってしまいました。
彼らのいた、約1カ月間、イエサブリピーターカメラ派の皆様が
多く来島してくれる時期と重なり、皆様しっかりと撮影出来たと
お声を頂いたので良かったです。
僕もしっかりと生息環境が分かったので今後も石垣島で容易に確認出来る
生物にまでもっていきたいですね。
「サガミツノメエビ石垣島」で検索すると過去に数例の発見例しかないので
またゲスト様にお見せ出来るよう、潜り続けて行こうと思います。
クモヒトデを食する、サガミツノメエビも撮影出来ました。
良かったら見てくださいね。
今後も、石垣島の海を楽しみ続けたいと思います。
是非、一度、遊びにいらしてくださいねー。
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