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疑問からの記録、そして確信へ。

0 Posted by - 2022年1月22日 - ブログ

イエサブブログを見てくれている皆様、こんにちは。

イエサブ水中ガイド、みねっちでございます。

先日お越しいただきました、バンブー夫妻の撮影写真のご紹介、

お借りしてのみねっちブログ綴ってみようかと思います。

2021年の初夏に自然写真家の関戸 紀倫さんのライブ配信に出演させて頂きましたが、

(紀倫さんお声かけして頂いてありがとうございました)

その中で、僕は説明書が好きと話をしています。

トークテーマに取り上げて頂いた、サンゴの産卵も、自分なりに独自にこの種のサンゴの産卵は、この潮のこの時間。あのサンゴの産卵は、この潮のこの時間。この種は、この時間・・・・と、長い期間(18年)データー記録を

現場で取り続け、自分の中でサンゴの産卵の説明書を作って、その説明書通りにサンゴの産卵を見たいゲスト様を

お連れして、サンゴの産卵の感動を多くの皆様にお伝えしてきました。

洗濯機も、車も船も、子供が夢中になる、どうぶつの森も、説明書があるわけで、その通りに事を運べば、

大概の事は、上手くいくと思っております。

水中ガイドとして、日々起こる疑問も、観察を続けデーターを取り、記録していけばいつかは、

説明書的なものが出来ていくと思って潜っております。

ここ最近の説明書作りが、ナカモトイロワケハゼの捕食?=口を開けている写真が撮れる、撮りやすい

潮周り、時間を探るというテーマで取り組んでいました。

2021年9月10日から水深13mに現れた、ナカモトイロワケハゼ。

観察していくうちに、巣宿から全く出ていない時、少し出ている時、すんごい出てくるとき、

これでもかと言わんばかりに飛んでいる時、様子は様々でした。

当たり前ですが、ゲスト様が望んでいるのは、そのお姿であり、口を開けたりする生態行動を

見たり、撮ったりすることなのであります。

しばらくは、ナカモトイロワケハゼのその生態土俵に乗るのは、困難だと思っていたので、

(この水深なので、すぐにいなくなってしまうであろうと思い)

記録は意識していませんでした。予想を反し、やがて半年にもなる安定して観察できる生物に君臨してきました。

(2022年1月22日確認済)

そうなれば、記録して、疑問を解決し、説明書を作ってやろうと挑んだ12月初旬。

なんとか、高確率で、ナカモトイロワケハゼの口開けシーンを観察できる、撮影できるようになりました。

バンブー夫妻が撮影してくれたお写真は、こちらドーン!!

そして、ドーン!!

な、なんとナカモトイロワケハゼだけではなく、

その近辺で暮らしている生物も同じデーターで捕食していることが分かりました。

カエルアンコウは分かっていましたが、まさかのツノカサゴまで。

バンブー夫妻、さすがのお写真、ありがとうございます!!

海の中って面白いっ!面白すぎるっ!!

奥深い、奥深すぎるっ!!

さて、2022年度も、イエサブは、サンゴの産卵観察の土俵に乗ろうと思っております。

僕の中の説明書通りにですが、頑張ろうと思います。

ご希望の方は、峰までお問合せください。現時点での予想潮周り、時間をお伝えいたします。

イエサブ、2月9日からしばしお休みを頂こうと思っております。

3月からは、間違いなく営業再開致します。

他、お休み日程の詳細は、ご予約前にご連絡頂ければ幸いです。

今後ともイエサブをよろしくお願い致します。

今後も海の不思議の解明に全力投球で精進致します。

ご清聴ありがとうございました!

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