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イエサブ船長ガイドの最近、気になる生物 ニシキフウライウオ抱卵 4個体2カップル

0 Posted by - 2019年12月7日 - みねっち生物観察コラム, ブログ

2カ月前から観察を続けている

ニシキフウライウオがいる。

初見で出会ったときは、まだ特定したオスとカップルになっておらず

大きな雌の周りに小さなオスが3個体

ストーカーのように寄り添い始めたり、陰からそっと隙を狙っていたり

ただただ、離れた所から見守る個体だったりとこれからの彼らの成り行きを

観察を始めた。

1カ月ほどくらい経つと、

一番体高の大きかったオスがやはりメスのハートをGETしたのであろう、

完全に2匹が寄り添い、他のオスを寄せ付けない空気感を出していました。

後、熱い2匹のオスメス以外の個体は、姿がなくなり

それ以降今まで、他の個体は確認出来ずにいます。

恋に敗れたオスは、潔く去るのが生物の礼儀なのかと

考えれば考えるほど、(笑)けてくる。

後、見事メスの腹ビレの育児袋には、

目玉が確認出来るほどの彼らの赤ちゃんが見え隠れしました。

そう、卵を大事に抱えるお母さん、それを見守るお父さんが

現在、観察出来ているのです。

暮らしやすいのか、ずっと同じ場所で恋をして、

子孫繁栄まで育んでくれたこのカップル、いやもう夫婦だね。

元気で暮らせ!

たまに、またそっとお伺いさせて頂きますが、すいません。

3年前に抱卵している個体を見つけ

ハッチアウトの観察に行ったのが懐かしい。

朝4時起きして、スタッフ総出でハッチアウトを観察できたっけな。

夏だったと思い出すが、謎は深まる。

ニシキフウライウオの恋や子孫繁栄に水温は

あまり関係していないのか?僕のガイド人生

数度のニシキフウライウオ観察は全て夏前の水温26度前後でした。

現在、23度。んー生物って面白い。

そして、昨日、新たな、夫婦を見つけた。

もちろん違うポイントで。かなりの抱卵卵でした。

もう数日に分けて熟した子から、大海原に誕生していることでしょう。

2017年に

撮影することが出来たニシキフウライウオの赤ちゃん誕生の瞬間動画です。

是非、見てくださいませ!!

ではでは、ニシキフウライウオ観察日記でした!!おやすみなさい。

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