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イエサブ番外編ブログ        水中写真家 上出俊作氏のイエサブ入りの巻

1 Posted by - 2020年12月22日 - ブログ

こんにちは。イエサブ水中ガイド みねっちでございます。

先日、突然の出来事に驚いてしまいましたが、ご縁を頂き、水中写真家として

活躍をされている、上出 俊作氏 

がイエサブ入りしてくれました。上出氏と言えば、とても

分かりやすく、的を射たフォトセミナーを開催している方という情報しか僕にはありませんでした。一度、お会いして一緒に潜っみたいなと思っていた方でした。

どんな潜り方をするのだろう。

どの機材を愛用しているのであろう。

どんなアプローチで生物と向き合うのであろう。

どんな姿勢でカメラを構えるのであろう。

僕の癖なのか、水中で生きる生物を観察するのは、もちろんのこと、

水中に潜る人間観察も大好きなのである。。(笑)

すこぶる高ぶる、僕の興味を皆さんに悟られないように

静かにポイントへエントリー。

今が旬の撮り場所、撮り生物、色彩豊かな映えた場所を

いくつかご案内させて頂きました。僕が動いて生物を探しガイドするタイプであるならば、

上出氏は、静かにその環境に馴染むタイプであるとすぐに感じた。

その環境に時間をかけて溶け込まないと、生物や、海の景色の

真の表情を切り取れないのだと、後日届いた、撮影作品を見て

開いた口が塞がらなかった。すげー!!!

今が旬のウミヒルモの花
石垣島北部の冬の名物 イロカエルアンコウの幼魚
ミナミアオモウミウシ

イエサブ入りした日の上出氏のカメラは、NIKON850、105mm、ハウジングは、ノーティカムで、全く現在の僕と同じ仕様のカメラでした。

上出氏と出会うまでは、僕の中でのカメラの立ち位置は、

水中ガイドとしての野望に近づく手段としての道具でした。

僕の水中ガイドとして野望は、2つあります。

魚を記録し続け、種別の識別判断材料、

撮影した写真は、

新種発見への近道になるものという捉え方をしていました。

そう、僕の水中ガイドとしてのゴールは

自分の名前が付く魚を発見すること、ミネイロワケハゼ(笑)とか、

ミネイソギンチャクエビ(笑)とか、イシガキホクブモウミウシ(笑)とかね。。。

レア種と言われる クジャクスズメダイ成魚
PHOTO MINE


石垣島では、レア種と言われる オウギチョウチョウウオ幼魚
PHOTO MINE


そしてもう1つは、魚や生物と種の特徴を撮らえ、通年、同じ季節に繰り広げられるであろう、海の中の恋模様、繁殖、子育てからの巣立ちの観察写真。

ハナゴイの雄 縄張り争い
PHOTO MINE
スミレナガハナダイ 雄 婚姻色
PHOTO MINE


変異色彩のカクレクマノミの記録写真
PHOTO MINE

この魚のこのヒレは、ここにあって、こんな生き様をするために

進化の過程でこの大きさになってるんだっていうのを海に潜ったことのない方に

伝える写真を撮影すること。

お魚図鑑や生物図鑑、報道メディアに写真を提供する写真を撮影することにありました。

毎日潜る、ガイドの仕事だから見えること、出来ることではないかなと

ずっと思っていました。

後日、上出氏のHP
http://uw-photography.net/ を拝見させて頂いたところ、

僕とは、おそらく180度違う視点でカメラを操り、

海と向き合う、熱い思いを感じました。

・・・・・大好きな海の世界を通して人の心に彩りを与え

世界を変えていきたいから・・・・・上出氏HPより抜粋。

上出氏の写真を見たとき、元気が出ました。

元気が出たということは、明日もガンバローと

勇気をもらったということ。

皆がこう思えば、少しづつでも世界は良い方向に変わると思います。

水中写真に秘められた可能性を僕も僕なりの視点で

意識し、探していこうと思います。

水中ガイドとして、カメラを持ち

海に潜る方の少しでもお手伝いが出来るよう

変わらず情熱を持ち、潜り続けます。

よし、上出氏のフォトツアーに参加しょっと・・・(笑)

また上出氏の水中ガイドが出来るよう

旬の海、豊かな色彩の海を求め、準備しておきます。

撮影 上出俊作氏 座間味島

上写真は、DIVER の2021年カレンダーの10月の写真を

峰がスマホで撮った写真です。迫力あるなー

名だたる写真家さんが集まったカレンダーです。

上出氏、またのイエサブ入りをお待ちしております。

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