イエサブブログを見てくれている皆様、こんにちは。
イエサブ水中ガイド、みねっちでございます。
先日お越しいただきました、バンブー夫妻の撮影写真のご紹介、
お借りしてのみねっちブログ綴ってみようかと思います。
2021年の初夏に自然写真家の関戸 紀倫さんのライブ配信に出演させて頂きましたが、
(紀倫さんお声かけして頂いてありがとうございました)
その中で、僕は説明書が好きと話をしています。
トークテーマに取り上げて頂いた、サンゴの産卵も、自分なりに独自にこの種のサンゴの産卵は、この潮のこの時間。あのサンゴの産卵は、この潮のこの時間。この種は、この時間・・・・と、長い期間(18年)データー記録を
現場で取り続け、自分の中でサンゴの産卵の説明書を作って、その説明書通りにサンゴの産卵を見たいゲスト様を
お連れして、サンゴの産卵の感動を多くの皆様にお伝えしてきました。
洗濯機も、車も船も、子供が夢中になる、どうぶつの森も、説明書があるわけで、その通りに事を運べば、
大概の事は、上手くいくと思っております。
水中ガイドとして、日々起こる疑問も、観察を続けデーターを取り、記録していけばいつかは、
説明書的なものが出来ていくと思って潜っております。
ここ最近の説明書作りが、ナカモトイロワケハゼの捕食?=口を開けている写真が撮れる、撮りやすい
潮周り、時間を探るというテーマで取り組んでいました。
2021年9月10日から水深13mに現れた、ナカモトイロワケハゼ。
観察していくうちに、巣宿から全く出ていない時、少し出ている時、すんごい出てくるとき、
これでもかと言わんばかりに飛んでいる時、様子は様々でした。
当たり前ですが、ゲスト様が望んでいるのは、そのお姿であり、口を開けたりする生態行動を
見たり、撮ったりすることなのであります。
しばらくは、ナカモトイロワケハゼのその生態土俵に乗るのは、困難だと思っていたので、
(この水深なので、すぐにいなくなってしまうであろうと思い)
記録は意識していませんでした。予想を反し、やがて半年にもなる安定して観察できる生物に君臨してきました。
(2022年1月22日確認済)
そうなれば、記録して、疑問を解決し、説明書を作ってやろうと挑んだ12月初旬。
なんとか、高確率で、ナカモトイロワケハゼの口開けシーンを観察できる、撮影できるようになりました。
バンブー夫妻が撮影してくれたお写真は、こちらドーン!!





そして、ドーン!!
な、なんとナカモトイロワケハゼだけではなく、
その近辺で暮らしている生物も同じデーターで捕食していることが分かりました。
カエルアンコウは分かっていましたが、まさかのツノカサゴまで。
バンブー夫妻、さすがのお写真、ありがとうございます!!



海の中って面白いっ!面白すぎるっ!!
奥深い、奥深すぎるっ!!
さて、2022年度も、イエサブは、サンゴの産卵観察の土俵に乗ろうと思っております。
僕の中の説明書通りにですが、頑張ろうと思います。
ご希望の方は、峰までお問合せください。現時点での予想潮周り、時間をお伝えいたします。

イエサブ、2月9日からしばしお休みを頂こうと思っております。
3月からは、間違いなく営業再開致します。
他、お休み日程の詳細は、ご予約前にご連絡頂ければ幸いです。
今後ともイエサブをよろしくお願い致します。
今後も海の不思議の解明に全力投球で精進致します。
ご清聴ありがとうございました!
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