イエサブ船長ガイドのみねっちです。
お陰様で、毎日海に出させて頂いており、感謝の日々です。
毎日海に出ているということは、毎日生物の観察が出来ているということ。
石垣島北部の海を中心にサンゴの回復が著しく思えている2018.4月の海。
一つの理由に、10数年前は当たり前に見えていて、ここ5.6年姿をまともに見ることが出来なかった
ナンヨウハギの赤ちゃん、ヨスジリュウキュウスズメダイが北部の海に戻ってきて
早4カ月。もう住み着いたというか、ガイド的に言えば安定してお見せできる生物になり得てきた。
これってすごいことだなと思った4月。
かつ、サンゴの奥底を絶好の隠れ家にして生息している
ダルマハゼの仲間も数年前より個体数が増えてきた印象を持っています。
見れたらレア的な存在のカサイダルマハゼ、フタスジコバンハゼは
産卵が確認出来、なおかつ産卵周期の日数までデータが取れるほど安定して宿が落ち着いた。
これもサンゴの回復と言えるのではないか。もちろんパンダダルマハゼも生息しています。
クマノミ種の産卵時期は、例年より早い。
マクロカメラ派が、3月4月の連休前に皆、混雑を避け、潜りに来てくれる時期なので
撮れ高が高くガイドとしても嬉しい4月になっております。
他、波風が穏やかな日も多く、(もちろん最悪な波風の日もありましたが)
ゲスト様のリクエストにお応え出来た4月の印象です。
そして新たな固定人気生物もたくさん発見できた4月のここまで。
ベンケイハゼ
アミチョウチョウウオ
レモンチョウチョウウオ
水温が少しづつ上がり、北部の冬の風物詩
カエルアンコウ種も数は減り、動きも活発化して来ましたが、
4月でも確認出来ております。
各幼魚も、人気の体色で数多く確認出来て
嬉しい限り。ベラ、スズメダイ幼魚、例年通り豊富です。
明日はどんな生物に出会えるのか。
楽しみで仕方がありませんね。
連休に向かって生物の目を光らせて潜り続けます。
4月後半~皆様とご一緒出来るのを楽しみにしております。
日々豊かな海に感謝です。
ありがとうございました。
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